Rails Girls とわたし

この記事はRails Girls Japan Advent Calendar 2022 11日目の記事です。

昨日は @maimux2xさんの「Rails Girls Gathering Japan 2022での発表を振り返って - 出る杭は打たれない」でした。Rails Girls Gathering Japan 2022にご登壇いただき本当にありがとうございました!

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今年2022年は日本で最初のRails Girlsが開催されてから10周年になります。 それを記念して #rgjp10th というハッシュタグでメッセージを募集しています。(これまでに投稿されたメッセージは特設ページで見ることができます。)

わたしはRails Girlsへの思いを140文字にまとめられなそうなので、ブログの形でRails Girlsとの関わりについて振り返ってみようと思います。

じぶん年表

Rails GirlsやRubyコミュニティとの関わりの歴史をピックアップして書き出してみました。

2014年3月 Rails Girls Nagoya 1st 参加

当時勤めていた会社でRubyを使うことになったときに、先輩から「Rails Girlsっていうコミュニティがあるよ」と教えてもらい参加者として応募してみました。 応募した時の意気込みに「地元でも開催したい」と書いたことで、参加者ではなくスタッフとして参加させていただくことになりました。 はじめましての私に対してもお客様扱いではなく運営チームのメンバーとして接していただき、とても居心地がよかったという記憶があります。私にとって初めてのRubyコミュニティ参加でしたが「こんな世界もあるんだ」と自分の世界が広がった気がしてとてもうれしかったです。

2015年3月 Rails Girls Shiojiri 開催

初めてオーガナイザーとしてイベントを開催しました。 何もわからない状態だったので、気負いがすごくて大変だった記憶があります。無事開催できてよかった。

cobachie.hateblo.jp

2016年9月 RubyKaigi 2016 参加

初めてのRubyKaigi参加でした。 RubyKaigiが地方で開催されるようになり、エモリハウスもこの年から開催されるようになりました。 エモリハウスのおかげでぼっちの不安がなかったので参加しようと思えました。エモリハウスは偉大です。 2016年以降、RubyKaigiには毎年参加するようになりました。

2018年6月 Rails Girls Japan メンバーになる

RubyKaigi 2018Rails Girls Japanのみんなと話して、Rails Girls Japan Teamに参加することになりました。やっていき!

github.com

2019年5月 Rails Girls Nagano 1st を開催

長野県で2回目の開催をしました。 1回目よりは肩の力を抜いて臨めたと思います。 3回目はいまのところ計画できていないけど、またやりたいですね。(長野県で開催したいという人がいたらぜひお声がけください!)

note.com

2020年 RubyKaigi 2020 Local Organizer

残念ながらCOVID-19により開催できませんでしたが、RubyKaigiの運営に参加したことで、運営の大変さと楽しさを知ることができました。

note.com

2022年10月 Kaigi on Rails 2022 Organizer

お声がけいただき運営に参加することになりました。 2022年はあまりよい働きができなかったのですが、2023年はオフラインとオンラインのハイブリッド開催を目指しているので、特にオフライン面でRubyKaigi運営の経験を活かせたらと思っています。

2023年5月 RubyKaigi 2023 Local Organizer

今度こそ開催したい!やっていき!

cobachie.hateblo.jp

Rails Girlsから受けた影響

  • Rails GirlsをきっかけにRubyKaigiやKaigi on Railsなどのカンファレンスに参加したり地域.rb(Nagano.rb)を開催したりして、たくさんのRubyistに出会うことができました。
  • ジェンダーアファーマティブ・アクションについて興味を持つきっかけになりました。
    • 「おんなのこだから文系でいい」「おんなのこだから親元で暮らすのがいい」「結婚して子供を生んで家庭をまもるのが役目」というそれまでの既成概念を疑うきっかけになりました。引き続き勉強して、マイクロアグレッションに気付き嫌なことにはNoと言える人になりたいです。
  • Rubyコミュニティが好きになり、Rubyistが集まる場をつくるお手伝いをしたいと思うようになりました。
    • いまはRails Girls Japan、RubyKaigi、Kaigi on Railsの運営チームに参加しています。最近は自己紹介で「コミュニティやカンファレンスの運営が趣味です」と言うようになりました。

Rails Girlsに参加したことから環境も内面的にも世界が広がっていて、大げさではなく人生が変わるきっかけになりました。

これから

自分がこれまでRails Girlsからもらってきたチャンスを、Rails Girlsに参加する人たちにも提供できるように引き続きRails Girls Japanのメンバーとして活動していきたいと思っています。 世の中にはまだまだ「おんなのこだから〇〇」みたいな考え方が根強いですが、Rails Girlsを通して「自分のやりたいことをやっていいんだよ」「プログラミングという世界もあるんだよ」ということを伝えていけたらうれしいです。

gathering.railsgirls.jp

引き続きRails Girlsへのメッセージをお待ちしていますので、ぜひ #rgjp10th というハッシュタグでツイートしてくださいね!