meishi2 を組み立てた

とうとう meishi2 を組み立てました!

手順

meishi2 keyboard ビルドガイド を見てすすめました。

丁寧に説明されているので、ガイドに従って進めればOKです。

meishi2 を組み立てる

手順はガイドの通りです。以下はメモ。

  • ダイオードは電気の流れを一方通行にする電子部品で発光ダイオード(LED)とは別もの。(光らない)
  • コンスルーは Pro Micro を抜き挿し可能にするための部品。
  • ダイオードをはんだ付けした後、ニッパーでリードを切る。
    • 切ったときリードが飛んで行きがちなので注意。
    • リードが長くて邪魔になるときは、あらかじめリードを少し切っておいてからはんだ付けしてもよい。
  • はんだごてのコテ先は、標準装備されているペン型のものから、斜めになっているもの に交換しておいた。
  • はんだごての温度は 320 度設定で使用した。
  • はんだ付けは、母材を温める(3カウント) → はんだを流し込む(2カウント) → はんだを離す → はんだごてを離す のタイミングで行った。

はじめてはんだ付けしたけど楽しかった...!

ファームウェアを書き込む

micro USB で meishi2 を PC につないでおきます。

そしてビルド環境を準備します。(私の環境は macOS Big Sur です。)

$ git clone https://github.com/qmk/qmk_firmware.git
$ cd qmk_firmware
$ ./util/qmk_install.sh

そして以下のコマンドでファームウェアの書き込みを行います。

$ make meishi2:default:avrdude

ファームウェアの書き込みでつまづいたところ)

ファームウェアの書き込み時にエラーになりました。

$ make meishi2:default:avrdude
QMK Firmware 0.14.15
WARNING: Some git submodules are out of date or modified.
 Please consider running make git-submodule.

Making meishi2 with keymap default and target avrdude

tmk_core/protocol/lufa.mk:14: lib/lufa/LUFA/makefile: No such file or directory
make[1]: *** No rule to make target `lib/lufa/LUFA/makefile'.  Stop.
make: *** [meishi2:default:avrdude] Error 1
Make finished with errors

lufa がないというエラーだったので、メッセージに書いてあるように make git-submodule でサブモジュールをチェックアウトしてから再度書き込みを実行しました。

$ make git-submodule 
$ make meishi2:default:avrdude

ちなみに make git-submodule は結構時間がかかりました。

キー配列を変えてみる

meishi2 のデフォルトのキー配列は左から Ctrl + Z, Ctrl + X, Ctrl + C, Ctrl + V ですが、 わたしは普段 command キーを使っているのでそれぞれ ⌘ + Z, ⌘ + X, ⌘ + C, ⌘ + V に変更することにしました。

dafault のディレクトリをコピーして、 keymap.c のキー配列を書き換えます。

$ cp -rf keyboards/meishi2/keymaps/default keyboards/meishi2/keymaps/cobachie
#include QMK_KEYBOARD_H

const uint16_t PROGMEM keymaps[][MATRIX_ROWS][MATRIX_COLS] = {
  [0] = LAYOUT( /* Base */
    LGUI(KC_Z),  LGUI(KC_X),  LGUI(KC_C), LGUI(KC_V) \
  )
};

cobachie/qmk_firmware

そしてファームウェアの書き換えを実行します。

$ make meishi2:cobachie:avrdude

これで meishi2 で ⌘ + Z, ⌘ + X, ⌘ + C, ⌘ + V が動くようになりました。

感想

はんだ付け楽しい。

次回

次は PRK Firmware で meishi2 を動かしてみようと思います。

RP2040搭載 SparkFun Pro Micro(SFE-DEV-18288)コンスルーは注文済みです。