meishi2 を組み立てた
とうとう meishi2 を組み立てました!
meishi2 組み立てられた!
— cobachie (@co_bachie) 2021年9月26日
はんだ付け楽しかったからもっとやりたい pic.twitter.com/soxeAJxlKB
手順
meishi2 keyboard ビルドガイド を見てすすめました。
丁寧に説明されているので、ガイドに従って進めればOKです。
meishi2 を組み立てる
手順はガイドの通りです。以下はメモ。
- ダイオードは電気の流れを一方通行にする電子部品で発光ダイオード(LED)とは別もの。(光らない)
- コンスルーは Pro Micro を抜き挿し可能にするための部品。
- ダイオードなどと一緒に入っている小さめのゲジゲジがコンスルー(コンスルー – 遊舎工房)
- Pro Micro と同じパックに入っている大きめのゲジゲジは基盤に固定するときに利用するもので、今回は使わない。
- ダイオードをはんだ付けした後、ニッパーでリードを切る。
- 切ったときリードが飛んで行きがちなので注意。
- リードが長くて邪魔になるときは、あらかじめリードを少し切っておいてからはんだ付けしてもよい。
- はんだごてのコテ先は、標準装備されているペン型のものから、斜めになっているもの に交換しておいた。
- はんだごての温度は 320 度設定で使用した。
- はんだ付けは、母材を温める(3カウント) → はんだを流し込む(2カウント) → はんだを離す → はんだごてを離す のタイミングで行った。
はじめてはんだ付けしたけど楽しかった...!
ファームウェアを書き込む
micro USB で meishi2 を PC につないでおきます。
そしてビルド環境を準備します。(私の環境は macOS Big Sur です。)
$ git clone https://github.com/qmk/qmk_firmware.git $ cd qmk_firmware $ ./util/qmk_install.sh
そして以下のコマンドでファームウェアの書き込みを行います。
$ make meishi2:default:avrdude
(ファームウェアの書き込みでつまづいたところ)
ファームウェアの書き込み時にエラーになりました。
$ make meishi2:default:avrdude QMK Firmware 0.14.15 WARNING: Some git submodules are out of date or modified. Please consider running make git-submodule. Making meishi2 with keymap default and target avrdude tmk_core/protocol/lufa.mk:14: lib/lufa/LUFA/makefile: No such file or directory make[1]: *** No rule to make target `lib/lufa/LUFA/makefile'. Stop. make: *** [meishi2:default:avrdude] Error 1 Make finished with errors
lufa がないというエラーだったので、メッセージに書いてあるように make git-submodule
でサブモジュールをチェックアウトしてから再度書き込みを実行しました。
$ make git-submodule $ make meishi2:default:avrdude
ちなみに make git-submodule
は結構時間がかかりました。
キー配列を変えてみる
meishi2 のデフォルトのキー配列は左から Ctrl + Z, Ctrl + X, Ctrl + C, Ctrl + V ですが、 わたしは普段 command キーを使っているのでそれぞれ ⌘ + Z, ⌘ + X, ⌘ + C, ⌘ + V に変更することにしました。
dafault のディレクトリをコピーして、 keymap.c のキー配列を書き換えます。
$ cp -rf keyboards/meishi2/keymaps/default keyboards/meishi2/keymaps/cobachie
#include QMK_KEYBOARD_H const uint16_t PROGMEM keymaps[][MATRIX_ROWS][MATRIX_COLS] = { [0] = LAYOUT( /* Base */ LGUI(KC_Z), LGUI(KC_X), LGUI(KC_C), LGUI(KC_V) \ ) };
そしてファームウェアの書き換えを実行します。
$ make meishi2:cobachie:avrdude
これで meishi2 で ⌘ + Z, ⌘ + X, ⌘ + C, ⌘ + V が動くようになりました。
感想
はんだ付け楽しい。
次回
次は PRK Firmware で meishi2 を動かしてみようと思います。