RubyKaigi 2022 に参加してきた

2022年9月8日〜9月10日に三重県総合文化センターで開催された、RubyKaigi 2022に参加してきました。 COVID-19の影響で2020年、2021年はオンライン開催だったため、in-personでの開催は2019年以来3年ぶりでした。 わたしは2019年に続き今回も当日ヘルパーとして運営のお手伝いをしてきたので、その様子を振り返りたいと思います。

当日ヘルパーとは

開催日当日に会場で運営のお手伝いをするスタッフです。 事前に募集があるので申し込むとなれます(選考あり)。 募集フォームに次のようなメッセージがあったのですが、まさに自分のことだと思ったので応募しました。

特に、RubyやコミュニティやKaigiが大好きすぎて普通に一般参加するだけでは物足りないような方からのご応募をお待ちしております。

私の場合は加えてKaigi Teamが好きというのもあるなと思いました。

やったこと

私は受付のイレギュラー対応を行いつつ、ランチ会場の整備やごみの片付け、会場のドア係、同時翻訳レシーバーの回収などなど、気づいたところをなんとかするみたいなことをしていました。 ヘルパー2回目ということで全体の流れを少し把握できていたので、気付けることも多少あったかなあと思っています。

一方でセッションはほとんど聞けませんでした。 時間的な余裕はあったものの、いろんな方々とお話する時間を優先したり、ヘルパー作業後の疲労感によって難しい話を集中して聞く身体的な余裕がなかったなあと思っています。 アーカイブ動画が後日公開されるようなので、後でゆっくり見てキャッチアップしようと思います。

補足しておくと、ヘルパーもセッションを見る時間はあります。 毎日のスタッフミーティングでも、Organizers からは「みんなセッションを見に行ってね、働きすぎないでね、休んでね、RubyKaigi をたのしんでね」という声がけをいただきました。 運営のお手伝いをしながらコンテンツも楽しむことは可能です、という点は強調しておきたいと思います。

そして RubyKaigi 2023 へ

クロージングで RubyKaigi 2023 の開催が発表されました。 開催地は2020年にキャンセルになった長野県松本市です。 はいそうです、私の住んでいる場所です。

会場でお会いしたたくさんの方から「2020年は残念でしたね、松本に行きたかったです」という言葉をかけていただきました。 その都度「またいつか挑戦したいです」というお返事をしていたのですが、実は来年開催できることになったのでした。 (クロージング前にはお伝えできず、はぐらかした感じになってしまったのですがお許しください🙏)

この2年あまりで完全にオンラインに慣れたと思っていましたが、久しぶりに in-person のカンファレンスに参加してみると、自分が isolated を感じていて、足りなかったものはこれだったんだ、ということにあらためて気づかされました。 現地参加されたみなさんも同じ気持ちで楽しんでいただけたに違いないと思っています。 そして、今年はオンライン参加された方の中に来年こそは現地参加したいと感じてくださっている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

私は2020年に続いてローカルオーガナイザーとして運営に関わらせていただく予定ですので、来年は松本でみなさんをお待ちしています。

来年こそ、松本の街が Rubyist であふれる様子を見たいです。

来年こそ、Matz本でお会いしましょう。