「何度でもオールライトと歌え」を読んだ

ASIAN KUNG-FU GENERATION フロントマン・後藤正文さん(Gotch)の本。

 

ゴッチが出会ったへんてこりんな爺様・婆様の話とか、

ゴッチの小心でなさけない話とか、

おもわずあははって笑っちゃうおもしろい話がある。

 

でもそんな話だけじゃない。

東日本大震災や集団的自衛権の話は、胸がギューってなって、ザワザワする。

 

電子力発電に賛成か反対か

集団的自衛権に賛成か反対か

などなど、二項対立で話題になるテーマには距離を置いてしまいがちだけど、

ゴッチは「知ってしまったから」と避けずに向き合って、

時にはデモにも参加して、自分の考えを表現し続けている。

 

単純で極端な賛成か反対かを声高に叫ぶわけではなく、

「みんなで変えていこうぜ!」って扇動するわけでもなくて、

自分が聴く音楽を選ぶように、ひとりひとりが自分で考えようねっていっている。

 

それで、自分はどうなんだ?考えることを避けてないか?って問わずにいられなくなっての、ギューでザワザワなんだとおもう。

わたしたちが抱える問題について、もういちど考えるきっかけをもらえる本だった。

 

ゴッチのつくる音とかことばには、彼の考えてることが映し出されていると思うから、アジカン好きな人はもちろん読んだ方がいいけど、そうじゃない人にも。

 

何度でもオールライトと歌え

何度でもオールライトと歌え